あとがき

GWでまとめて時間を取れたこともあり、ようやく4年間書き溜めていた履修感想を書き終えました。

誰が見ているのか分かりませんが、「履修感想読んだよ!」といわれたり、カウンターがまわったりするのは単純に嬉しいです。


回想録1(YCに入るまで)でも述べましたが、この大学に入った時点で私の人生は終わったと思っていました。しかし、卒業してみると、こうして4年間幅広く学べたことは本当に幸せで、有意義だったなぁとしみじみ思います。


YCで学んだことは、授業で学んだことだけではありません。むしろ、それはオマケだと思います。人間関係や学生としての振る舞い、フットワーク軽く行動することを学んだことの方がよっぽど重要だと思います。


でも!
授業で学んだことを成文化したことで、4年間を振り返るツールになりました。207単位取ったことも、高校まで超劣等生だった自分に自信がもてるようになりました。


いま思えば、SFCに落ちていい大学に入れて、いい人たちに会えてよかったと胸を張っていえます。


4年間、私に少しでも関わった人の全てに…

ありがとうございましたm(__)m


あ、このブログは思いついたときに更新します。YC卒業生の私がどんな風に動いているのかの記録として。

とりあえずは、ここらでシメさせていただきます。

では!

履修感想



私が2003年度から2006年度までの間、武蔵工業大学環境情報学部情報メディア学科で受けてきた履修科目の感想などを成文化しようというのがコンセプトです。


注意事項

  • 科目の順番は2003年度学修要覧の並び順になっています
  • オムニバス形式の場合は上から順の教授で行われました
  • 必選箇所の必修および選必のある科目はそれぞれ教職必修、教職選択必修科目です
  • この履修感想は私が受講した講義の「超私的な」感想です。講義を受けた上での感想や資料です。よって、担当教授の人格を語っているわけではありません。


時間割
1年(03年度)前期
1年(03年度)後期
2年(04年度)前期
2年(04年度)後期
3年(05年度)前期
3年(05年度)後期
4年(06年度)前期
4年(06年度)後期


外国語科目 必要単位数10単位(必修2・選必4・選択4)

科目名 教授名 単位数 必選 履修年年度
Basic Reading Skills ブレンダ・ブッシェル 1 必修
必修
03年度(1年)前期
Oral Communication マイケル・ファーカーソン 1 選必 03年度(1年)後期
Academic English マイケル・ファーカーソン 1 選必 03年度(1年)前期
EIKEN 山本成代 1 選必 03年度(1年)前期
TOEIC/TOEFL 山本成代 1 選必 03年度(1年)後期
Basic Writing Skills ブレンダ・ブッシェル 1 必修
必修
03年度(1年)後期
Environment ブレンダ・ブッシェル 1 選必 04年度(2年)前期
Information 三幣友行 1 選必 05年度(3年)前期
Cultural Comparisons 阿部達 1 選必 06年度(4年)前期
Short Stories マイケル・ファーカーソン 1 選必 04年度(2年)前期
英語ゼミナールf 吉田国子 2 選必 06年度(4年)前期
ドイツ語(1) 内野隆司 1 選択 05年度(3年)前期
スペイン語(1) 横山和加子 1 選択 03年度(1年)前期
スペイン語(2) 敦賀公子 1 選択 03年度(1年)後期


体育科目(自由選択科目(17単位)に参入)

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
基礎体育(1) 門馬伯行 1 選択
選必
03年度(1年)前期
基礎体育(2) 増永正幸 1 選択
選必
03年度(1年)後期
生活と健康 門馬伯行 2 選択 05年度(3年)後期


情報リテラシー科目必要単位数12単位(必修4・選必2・選択6)

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
情報と社会 横井利彰
鈴木雄一
中村雅子
2 必修
必修
03年度(1年)前期
情報リテラシー演習 田豊 2 必修
必修
03年度(1年)前期
情報探索入門 後藤正幸 2 選必
必修
03年度(1年)後期
情報編集入門 櫻井武 2 選必
必修
04年度(2年)後期
アルゴリズム入門 大谷紀子 2 選択 03年度(1年)後期
コンピュータシステム 志村正道 2 選択
必修
03年度(1年)後期
統計分析 広田すみれ 2 選択 03年度(1年)後期
ネットワークとコミュニケーション技法 諏訪敬祐 2 選択
必修
04年度(2年)前期


人間・環境・情報科必要単位数30単位(必修6・選択24)

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
環境情報学 高田達雄
沼田潤
宿谷昌則
桜井武
2 必修 03年度(1年)前期
環境マネジメントシステム 中原秀樹 2 必修 03年度(1年)前期
生態学 小堀洋美 2 選択 03年度(1年)前期
数学入門(文系) 大谷紀子 2 選択 06年度(4年)前期
地球の科学 高岡京 2 選択 03年度(1年)前期
社会学入門 室田昌子 2 選択 05年度(3年)後期
法と市民(憲法を含む) 鈴木雄一 2 選択
必修
03年度(1年)後期
マネジメント入門 沼田潤 2 選択 05年度(3年)後期
社会動態論 室田昌子 2 選択 05年度(3年)前期
現代の財産法 倉沢康一郎 2 選択 04年度(2年)前期
社会とジェンダー 萩原なつ子 2 選択 05年度(3年)前期
日本の政治 芹沢功 2 選択 05年度(3年)前期
画像処理技法 史中超 2 選択 04年度(2年)前期
社会調査 中村雅子 2 必修 04年度(2年)前期
公共政策論 青山貞一 2 選択 04年度(2年)後期
現代中国論 晨晃 2 選択 04年度(2年)後期
科学と社会 小沼通二 2 選択 04年度(2年)後期
生命と環境・情報 福山欣司
山田健人
2 選択 04年度(2年)後期
社会システム論 室田昌子 2 選択 06年度(4年)後期


学科共通専門科目必要単位数58単位(必修6・選必2・専門選択Ⅰ38・専門選択Ⅱ12)

区分:人間と情報

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
情報とエレクトロニクス 高田達雄 2 選択 03年度(1年)前期
心のメカニズム 川村久美子 2 選択 03年度(1年)前期
プログラミング入門B 花立耕平 2 選必
選必
03年度(1年)後期
プログラミング入門C
(C言語入門で振替)
後藤正幸 2 選必
選必
06年度(4年)後期
認知工学概論 宮坂榮一 2 選択 04年度(2年)前期
メディアとことば 清水由美 2 選択 04年度(2年)前期
メディアの普及と社会 中村雅子 2 選択 04年度(2年)前期
情報と法 鈴木雄一 2 選択 04年度(2年)前期
情報と経済 西嶋周二 2 選択 04年度(2年)後期
センシング技術 木口明彦 2 選択 04年度(2年)後期
異文化間コミュニケーション 岩男寿美子 2 選択 04年度(2年)後期
情報エコロジー 上野直樹
川村久美子
増井忠幸
岩村和夫
2 選択 04年度(2年)後期
情報の倫理 川口由起子 2 選択 05年度(3年)前期
リスクコミュニケーション 広田すみれ 2 選択 05年度(3年)前期
現代社会とメディア 渋谷明子 2 選択 06年度(4年)前期
メディアと知的財産権 児玉晴男 2 選択 06年度(4年)後期
事例研究・原書購読(前期)(後期) 上野 直樹 2 必修
必修
3年通年
卒業研究(前期)(後期) 上野直樹 4 必修
必修
4年通年


分野専門科目必要単位数58単位(必修6・選必2・専門選択Ⅰ38・専門選択Ⅱ12)

区分:情報システム

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
コンピュータグラフィックス入門 奥平雅士 2 選択
必修
03年度(1年)後期
LAN環境演習 家木俊温 2 選択
必修
04年度(2年)後期
Java演習 横井利彰 2 選択 04年度(2年)前期
セキュリティ 家木俊温 2 選択 04年度(2年)前期
ディジタルクリエーション 奥平雅士 2 選択 04年度(2年)前期
システムインテグレーション 家木俊温 2 選択 04年度(2年)前期
音響心理学 宮坂榮一 2 選択 04年度(2年)後期
サーバシステム構築 小倉信彦 2 選択
必修
05年度(3年)前期
音環境デザイン 宮坂榮一 2 選択 06年度(4年)前期
ビジネスモデリング 有馬尉彰 2 選択 06年度(4年)後期

区分:情報社会

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
多文化社会と情報 櫻井武 2 選択 04年度(2年)後期
人間コミュニケーション 土橋臣吾 2 選択 05年度(3年)前期
情報と職業 上野直樹 2 選択
必修
04年度(2年)前期
ヒューマンネットワーク論 土橋臣吾 2 選択 06年度(4年)前期
文化環境フィールドワーク 上野直樹 2 選択 04年度(2年)前期
インタラクティビティデザイン 宮坂榮一 2 選択 05年度(3年)後期
コンテンツ分析 清水由美 2 選択 04年度(2年)後期
情報化と市民参加 萩原なつ子 2 選択 04年度(2年)後期
情報と教育 上野直樹 2 選択 04年度(2年)後期
電子商取引論 大久保秀典 2 選択 05年度(3年)前期
情報と行動 川村久美子 2 選択 06年度(4年)前期
組織とマネジメント 有馬尉彰 2 選択 05年度(3年)前期
現代ジャーナリズム論 櫻井武 2 選択 05年度(3年)前期
メディア技術論 田豊 2 選択 05年度(3年)後期
国際情報システム 櫻井武 2 選択 05年度(3年)後期
情報環境論 土橋臣吾 2 選択 05年度(3年)後期


環境情報学科専門科目(専門選択Ⅱに参入。埋まり次第自由選択科目に参入。)

区分:人間と環境

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
環境社会学 大塚善樹 2 選択 06年度(4年)前期
環境と法 青山貞一 2 選択 05年度(3年)前期
環境民俗学 久保康顕 2 選択 05年度(3年)後期
日本外交論 小野直樹 2 選択 06年度(4年)後期
食糧問題と環境 大塚善樹 2 選択 06年度(4年)後期
国際政治経済論 小野直樹 2 選択 06年度(4年)前期
環境と開発 萩原なつ子 2 選択 05年度(3年)前期

区分:環境と都市

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
ランドスケープ論 田中章 2 選択 05年度(3年)前期
土地問題と土地政策 清水英範 2 選択 04年度(2年)後期

区分:環境とマネジメント

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
環境と消費 中原秀樹 2 選択 05年度(3年)後期
マーケティングと環境 木内孝 2 選択 05年度(3年)前期
商品企画論 沼田潤 2 選択 05年度(3年)後期
意思決定論 大槻繁雄 2 選択 05年度(3年)前期
経営計画 沼田潤 2 選択 05年度(3年)前期
企業と危機管理 大槻繁雄 2 選択 06年度(4年)前期
ベンチャービジネス論 沼田潤 2 選択 05年度(3年)後期


以下教職課程科目(☆のある科目のみ、自由選択科目(17単位)に参入)

教育の意義等に関する科目必要単位数2単位

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
現代教師論 安田忠郎 2 必修 03年度(1年)後期

教育の基礎理論に関する科目必要単位数6単位

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
教育の歴史と思想A 吉家定夫 2 選必 03年度(1年)前期
教育の歴史と思想B 吉家定夫 2 選必 03年度(1年)後期
発達心理学Ⅰ 高山緑 2 選必 03年度(1年)前期
発達心理学Ⅱ 高山緑 2 選必 03年度(1年)後期
教育社会学 中村和生 2 選必 03年度(1年)前期
教育制度論 中村和生 2 選必 03年度(1年)後期

教育課程および指導法に関する科目必要単位数8単位

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
カリキュラムと教育評価 井上健 2 必修 04年度(2年)後期
情報教育法Ⅰ 小池星多 2 選必 05年度(3年)前期
特別活動の指導法 佐野守正 2 必修 04年度(2年)後期
教育の方法と技術A 小池星多 2 選必 04年度(2年)前期
教育の方法と技術B 吉岡有文 2 選必 04年度(2年)後期

生徒指導、教育相談および進路指導に関する科目必要単位数4単位

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
生徒指導と進路指導 笠井秀一 2 必修 04年度(2年)前期
教育とカウンセリング 高山緑 2 必修 03年度(1年)後期

総合演習必要単位数2単位

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
総合演習 上野直樹 2 選必 05年度(3年)前期

教育実習必要単位数3単位

科目名 教授名 単位数 必選 履修年度
教育実習 小池星多
3 必修 06年度(4年)前期


2006年度(4年)後期終了時単位数

  外国語 情報リ 人・環・情 専門 自由選択 総合計
取得単位数 10 12 30 54 97 207
卒業要件 10 12 30 58 17 127

食糧問題と環境

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Food and Environment 大塚善樹 2単位 4年(2006年度)後期
出席 試験
毎回の出席カードによる 試験期間中に行う

【感想】

担当は環境社会学でお世話になった大塚先生。詳細はそちらで。

講義内容は環境社会学の内容を踏まえた上で、特に食料と環境の関係を明示しながら、解決方法へアプローチしていく講義であった。

配布資料はあらかじめコースナビでアップされるし、印刷もできるので講義も受けやすい。大塚先生の説明も、とても丁寧なので理解も容易である。

4年後期に受講した中ではかなりおもしろい部類に入った。


【試験】

実際の試験問題は

(ここ30年のフードシステムのGDP推移の表が提示されている)
・ここ30年でGDPが増えた1位と2位、それぞれの理由について書きなさい
・他の産業に比べて増えてない理由を書きなさい

(4種類のコーヒー豆の価格について書かれている)
・なぜフェアトレード品は持続可能につながるのか
・なぜフェアトレード品は高いのか
・なぜフェアトレード品は市場で…外部性…

(5つの線グラフが書かれている)
・どの線が人口、収穫量、単位収穫量、消費量、穀物収穫面積か?
・地域レベル、地球レベルそれぞれの食糧問題の原因

(日本人の穀物消費量、食肉、鶏肉、卵などの平均消費量が書かれていて)
それぞれ穀物に換算すると○キログラム必要、ともかかれている。
・全ての国が日本と同じ比率で生活すると、穀物は現在の何倍必要か。
小数点第二位まで求めよ。

・水田が畑作より温暖化物質Xを多く排出する理由と、Xの名称(メタンと答えさせたい?)
・肥料に使われる温暖化原因物質の名前(アンモニアと答えさせたい?)

であった。

なお、一度だけレポートが課された。
設問は

「食料問題と環境」レポート課題 なぜ自給率が下がったのか? (提出期限:11月8日)
問題:日本の食料自給率は供給熱量ベース(供給される全食料のカロリー換算)で約40%です(図1:赤い点).なぜこのように低くなったのかと言えば,それは輸入が増えたからです.では,なぜある時期に特定の食料の輸入が増えたのでしょうか? 下記の記述や図(およびそのエクセル・ファイル)を参考にその理由を考察し,A4版1枚以上のレポートにまとめなさい.提出先はCourse Navigへ.尚,解答を翌9日に行うので,遅れたレポートは受け付けない.

自給率の低下は,図1の赤線や青線に示すように,1960年〜1973年頃および1986年〜1997年頃の二段階で起きており,それぞれ異なった理由が考えられます.それはどのような理由でしょうか?
・この段階的なパターンは,穀物や飼料の場合には,必ずしも見られないようです(図1).
・そのときに,海外からの食料の輸入は図2のように変化していました.
・同様に,食料供給(=消費と考えても同じです)のパターンは図3のように変化していました.

図1 日本の食料自給率の推移


図2 日本の食料輸入量の推移


図3 日本の1人当たり年間食品供給(=消費)量の推移


であった。きっちり資料や参考資料を読んでいくと、そこまで難しい問題ではなかった。

日本外交論

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Japan's Foreign Policy 小野直樹 2単位 4年(2006年度)後期
出席 試験
行わない 試験期間中に行う

【感想】

担当は国際政治経済論の小野先生。詳細はそちらで。

個人的な意見だが、国際政治経済論の1つレベルを落とした講義であると思った。

小野先生の専門分野で扱われる「モデル」を説明し、それを踏まえて現在の日本の外交を論じ、問題点を明らかにし、解決策を提示していく。

極めてオーソドックスな授業形式ではあるのだが、小野先生の話がおもしろいので飽きることはなかった。

4月から社会人になるのだが、その際にある程度モデル化して語っていくことは必要不可欠だと思っているので、そのトレーニングとして最適な講義だったと思う。


【試験】

試験期間中に行った。持ち込みは不可。実際の試験問題は

1.日本の安全保障と東アジアの関係について、戦前・戦後の状況を比較
2.第二次世界大戦〜1980 年代の日米安全保障について、お互いに必要だった背景に説明
3.1.グローバルイシューとは何かを4つ以上例をあげて説明
3.2.外交関係を含む国際環境の特徴について
3.3.地球環境問題が解決しづらい理由を説明

であった。
前年度の過去問とまるで同じだったので、それを予め自分で解いて、流れを把握してから実際に試験に挑んだので、かなりやりやすかった。

C言語入門(旧:プログラミング入門C)

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Introduction to C Programming 後藤正幸 2単位 4年(2006年度)後期
出席 試験
毎回のログインチェックによる 最後の授業を利用して行う


【感想】

担当は後藤先生。情報探索入門以来。他のところで色々お世話になっていたので久々という感じはしなかった。

以下、引用。

学歴
平成4年 武蔵工業大学 工学部 経営工学科(現在、システム情報工学科) 卒業
平成6年 武蔵工業大学 大学院 工学研究科 経営工学専攻修士課程 修了 システム工学第一俵 研究室
平成6-12年 早稲田大学 大学院理工学研究科経営システム工学専門分野 博士後期課程 情報数理応用平澤研究室
平成12年2月 博士(工学)

職歴
平成8-11年 早稲田大学 理工学部 助手
平成11年 早稲田大学 メディアネットワークセンター 非常勤講師
平成11年より 武蔵工業大学経営工学科 非常勤講師
平成11年-17年 都立短期大学経営システム学科 非常勤講師
平成12年-14年 東京大学大学院 工学系研究科 環境海洋工学専攻 助手
平成14年より 現職
平成17年より 会津大学短期大学部 非常勤講師

以上、公式ページより引用。

mixi中毒。忙しそうなのによくあんなに日記をかけるなぁと思う。


授業はC言語の基本中の基本を学ぶもの。プログラミング入門Cの振り替えなので、そんなにつっこんだ内容ではなく、概論にとどまる。


授業の流れは
説明→問題提示(+アドバイス)→実習
というオーソドックスなもの。

後藤先生は資料をファイル配布してくださるので、とてもありがたい。授業内実習や授業後に、気軽に参照できる。


個人的な感想としては…やはりプログラミングはあまり好きではなかった。後藤先生の授業とかそれ以前の問題で、性に合わないというか…。情報サービス企業に行く身としては致命的なのだが、もう仕方が無い。
きっと会社に入ってから勉強するのだろうなぁと思った。


それと、後藤先生には卒業してからもお世話になりたいと強く思った。自分の身を削ってでも(決して誇張ではない)学生のことを一番に考えてくれる先生だからこそ、だと思う。それでいて人間くさい部分もあったり…後藤先生みたいな、魅力的な先生に多く出会えたのは、YCに入った最大の収穫だったと思う。


【試験】

最後の試験を利用して行う。

試験問題は

1.次のプログラムは、どのような処理を行うプログラムであるかを読み取り、次の設問に答えなさい。
(1)プログラムには5箇所の間違いがある。間違いのある行を列挙し、正しい命令に書き換えなさい。
(2)正しいプログラムに書き換えた際、このプログラムが実行する処理の概要を説明してください。
(3)適当な入力例(各自で適当な入力を設定してよい)と、それに対する出力例について”画面に出力されるとおり”の形式で記述しなさい。

#include

void main(void){
char str[257], rstr[257];
int i, cn=0;

print f(">");
gets(&str);
printf("入力された文字列は%s\n",str);
while(str[!]!='\0'||i<257){
i++
}
cn=i;
printf("入力された文字列は%c文字\n", cn);

for(i=0; i

void main(void){
int a[10];
int i,j,k,count;
int a;

for(i=0; i<10; i++){
printf(">"); scanf("%D",&a);
if(i==0{A[i]=a;}

j=0;
while(A[j]

であった。

また、後藤先生は授業内に手書き(ワードなどでも可)ノートを取ることを強く勧めているので、試験中にSAがそれをチェックし、きちんとノートがあれば加点になる。
こういった指導をしてくれるあたりが、多くの学生をひきつける理由なのである。

ビジネスモデリング

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Business Modeling 有馬尉彰 2単位 4年(2006年度)後期
出席 試験
行わない 中間試験を授業内、期末試験を試験期間中に行う


【感想】

担当は組織とマネジメントでお世話になった有馬先生。詳細はそちらで。

内容は…正直あまり覚えていない。というのも、金曜日に用事が入ることが多く出席できないことが多かったからだ。
いま思うと有馬先生の話が聞けなくて残念。

ノートを見直すと非常におもしろいことがたくさん書いてあったので、もういちど復習したいと思う。


企業人(経営者)の話を聞けるいい機会を逃したのは非常にもったいなかった、というのがこの授業に対する感想である。


【試験】

中間試験がちょうど折り返し地点で授業時間を使って行われた。試験問題は


1.ごく最近まで、 工業社会を成長させてきたマーケティング理論を支えてきたメディアは何か。そのビジネスモデルはどういう型であるのだろうか。また、そのマーケティング理論をなんと呼んでいるのか。

2.ブランドの価値とは何か。4つ挙げてブランドを論じてください。


であった。期末試験は試験期間中に行われ、試験問題は


1.マスメディアの主たるビジネスモデルの形を論じ、今後どう変化するかを述べてください(20点)

2.旧AT&Tは何故失敗したか。企業の経営資源と成長戦略について述べてください。(20点)

3.戦後の日本企業の経営テーマは何であったか。欧米と比較して論じ、今後のテーマはどうなるのか、そのためにどのような企業戦略が必要かを述べてください(20点)


であった。

あまりいいデキではなかったのだが何故か優がついたので、比較的単位は取りやすいと思われる。

卒業研究(後期)

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Senior Seminar 上野直樹 2単位 4年(2006年度)後期
出席 試験
行わない 行わない


【感想・後期】

いろいろあって、テーマが裏ポータルから大幅な方向転換があった。

10月くらいのゼミで「じゃあ、グループでやってください」という指示があったのでそれに従い卒論作成開始。

3人で行ったのだが、はじめはのんびりとインタビューでデータを取り始めた。12月くらいから火がつきはじめ、ラスト1ヶ月は毎日大学で作業していた。

1月13日と1月30日は普段来ない上野研の4年生も毎日来て作業していた。


なお、年明けまでテーマが確定していなかった人も存在した。それでも卒研はなんとかなるものなのだ、と愉快な気持ちになった。


卒論発表当日は、私だけ空気を読まずにジャケットで行ったら死ぬほど浮いていた。小倉研究室の発表には着物と袴で行ったらペアの教授ににらみつけられた。(集合写真撮影のために着替えたのだ)ま、こんなこともあるさ。


最後に。
ある先生がが「卒論は思い出づくりだから」と言っていたが、まさしくその通りであると思った。本当に毎日友達と作業をしているといい思い出が作れる。ああ、これぞ青春。

内容的にはまぁまぁのデキではあったが、全て終われば結果的に満足。卒業できたしね。おつかれちゃん♪


【試験】

行わない。

ただし、卒論発表会は卒業単位認定に必須となる。欠席すると後日集められ、教授数人の前で行うので、多少の用事であれば発表会に行うことが極めて望ましい。

そういえば、上野研メンバーが全員揃ったのは今回が最初で最後であった。毎回ゼミで誰か欠席していたので…。それもこの研究室らしいなぁとしみじみ思った。


【追記】

3月某日、上野研で追いコンが行われた。終わりよければ全てよし。