人間コミュニケーション

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Human Communication 土橋臣吾 2単位 3年(2005年度)前期
出席 試験
行わない 試験期間中に行う


【感想】

担当は土橋臣吾先生。昨年度(2004年度)に履修しなかったので今期初めて彼の講義を履修することになった。

早稲田大学政治経済学部経済学科卒。
数年間、アサツーディケイに勤める。
その後、法政大学大学院社会科学研究科社会科学を専攻。

環境情報学部にいるのに尾山台に在住。(工学部は尾山台にある)

元バンドマン。上野先生、土橋先生、小池研修士1年の人、私でカラオケに行った際、選曲が格好よかった。さすがである。

事例研究・原書購読(前期)の箇所にも書いたが、自主ゼミを開いてくださった。(詳細はそちらで)そこで、彼と上野先生には本当にお世話になっている。こんな学生に付き合ってくださって感謝の言葉も無い。この場を借りてお礼申しあげます
m(_ _)m

そして、これからも色々なことを盗ませていただきます&色々なことを実践していきましょう!


さて、授業。略称「人コミ(にんこみ)」。昨年度(2004年度)はShort Storiesを履修したので取れなかった。

安部潔『日常の中のコミュニケーション』北樹出版
を元に、講義を行う。

まわりの評判が非常に高かったので楽しみにしていたのだが、その評判を裏切らないでくれていて、とにかくおもしろかった。

コミュニケーションとは何なのか、13回の講義を通じて、ある一定の考える筋道を与えてくれる。

自分の考えたコミュニケーションが、試験問題に反映されるのもニクい演出。


進め方も素晴らしい。この大学で一番パワーポイントの使い方が上手いと思う。要点のみを投影し、口頭で補足説明をする。90分キッチリで終わらせる辺りはさすがである。

あえて気になるところは私語が多いところか。基本的に注意しない人なので仕方がないかもしれないが。


自分の趣味嗜好にあっているのもあるが、絶対に履修すべき講義とオススメできる。来期は情報環境論、来年度前期はヒューマンネットワーク論を履修しようと思う。


【試験】

試験期間中に行う。持ち込みは不可。出席を取らないため、試験一発である。自主レポートはいつでも受け付けているので、自信がなければ提出すべし。

試験の事前案内は語句説明問題と事前出題問題。

後者は


以下の空欄に自分の考えで語句を挿入し、「コミュニケーションとは〜である」という命題を作成してください。その上で授業で紹介した概念や考え方を用いて、その命題について事例を挙げながら、解説してください。ただし、第一回の授業で紹介した「共に分かち持つこと」という一般的な定義は除外します。
命題:「コミュニケーションとは______である。」


であった。

実際の試験問題は

1.以下の語句を数行程度で説明しなさい
(1)鏡に映る自己
(2)自己充足的コミュニケーション/道具的コミュニケーション

2.以下の空欄に自分の考えで語句を挿入し、「コミュニケーションとは〜である」という命題を作成してください。その上で授業で紹介した概念や考え方を用いて、その命題について事例を挙げながら、解説してください。ただし、第一回の授業で紹介した「共に分かち持つこと」という一般的な定義は除外します。裏面を用いてもかまいません。
命題:「コミュニケーションとは______である。」
(1)定義
(2)解説

であった。

1.は全く興味がなかったので適当に解答した。よくもまぁあんなひどい解答を書いたと思った。

今度、どんな回答がおもしろかったのか聞かせていただきたい。

コミュニケーションは土橋である

なんて書いた人がいるとおもしろいのであるが。さすがにそんなヤツはいないか。

なお、評価は試験、および自主レポートによる。試験は1枚を完全に埋めても不可になりうるし、5行程度でも優になりうる。いかにポイントを抑えているか、そこが評価ポイントである。