サーバシステム構築

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Server System Construction 小倉信彦 2単位 3年(2005年度)前期
出席 試験
アシスタントが一枚ずつ配布する出席カードによる 行わない


【感想】

今年度から武蔵工業大学に招かれた小倉先生が担当。東京工業大学精密工学研究所に以前は所属し、研究は

最適化理論,非線形関数解析,不動点定理,パターン認識

であるそうな。(東京工業大学すずかけ台キャンパス精密工学研究所渡辺研究室より)

要するに数学の専門家である。数学入門を小倉先生にしたら履修しようと思うのだが…。

我が校へはネットワークの専門家として来たらしい。凸解析なんてこの大学で学ぼうと思ってる人はいないだろうからねぇ笑

ちなみに、今年度(2005年度)の彼の研究室への配属者は3人。うち、1人は予備調査から決めていたらしく、小倉先生に「はじめから決めてました」と言ったら笑われたそうな。

本当に面倒見のいい先生。コケキャラ。ピヨグッズが好き。チキンラーメンのピヨ文房具プレゼントにせっせと応募している。

私はほぼ小倉研究室に住み着いている。昼休みにごはんを食べに行くし、小倉研のパソコンで課題をやったり、小倉先生の誕生日を一緒に祝ったり、米を買出しに行ったり、冷蔵庫と電子レンジの共同購入にお金を出したり。上野研ゼミ長のクセに自分の学生室よりいる時間が長い。

今は超少人数で、仲のいい人同士でこういったことが出来ているが、来年になって新3年生が入ってくるとこうもいかなくなるかもしれない。それが少し残念である。

小倉研究室は奥さんの研究室がある東海大学と共同でロボコンに参加している。自分の研究室(上野研)もメチャクチャおもしろいが、こうやって目標に向かってがんばるのもおもしろそうである。なお、このロボコンでモデル部門審査員特別賞(53チーム中4位)を受賞した。大学チームでは史上初。

おめでとう!小倉研究室 (≧∇≦)

さて講義であるが、サーバシステムを構築し、それらの理解を深めるというもの。昨年度まで後藤先生(参考:情報探索入門)が受け持っていたが、今年度から小倉先生に変わった。小倉先生自身、今年度から大学に来たのでとりあえず昨年度の内容を引き継ぐことにしたらしい。

教職必修のため、教職履修者は全員履修する。他にもかなり履修者は多いので、クラス別の講義となる。3年になってクラス別講義があるとは思わなかった…。

授業スタイルははじめに先生が講義を30分くらい行い、その後、実際にそれを行うという極めてオーソドックスな演習講義。


これを読んでいる小倉先生には本当に申し訳ないのだが、(小倉研入室禁止にしないでください(懇願))改善点が多々ある講義だと思う。

それについては小倉先生とお互い色々なところで話していたので言及を控える。unix入門、となるような講義だけはもったいないと思うが…。小倉先生自身、「来年はなんとかしたいねー」と言っていたので来年度(2006年度)履修者の人は期待をしていいと思う。


こういった授業はできる人はどこまでもやるし、やる気の無い人はどこまでもやらない。これはある程度は仕方が無い事実であると思う。だからこそ、みんなで楽しめるような工夫をしてもらいたい。

私は親戚の家で同じことをやった時におもしろさに気づいた。コマンドを打ち、それが動くことに感動したりして。

来年度のサーバシステム構築に向けて、小倉研ゼミ長と一緒に作戦を練りましょう♪


【試験】

行わない。

2回、実技試験が行われる。アシスタントが問題を出すので、それの通りにすればOK。評価はS、A、B、C。
Sは何も見ないで完璧にできた
Aは資料を見ながら完璧にできた
Bは資料を見ながら、少し手伝ってもらいながらできた
Cは何もできなかった
である。それなりに授業中に課題をこなしていれば問題ない。

1回目の実技試験は

・ユーザの作成
・ユーザの削除
・グループの作成
・グループの削除
・グループへの追加
・グループ登録の確認
・ファイル作成
・ファイルをコピー/移動
・ファイルのパーミッションの変更
・オーナ変更
・リストファイル表示

をアシスタントの気分によりいくつか行い、

2回目の実技試験は

ftp立ち上げ
・get
・put
・アパッチ起動
・アパッチ終了

であった。

評価はLAN環境演習と同様のマニュアル作り、実技試験、出席による。