情報エコロジー
英文科目名 | 担当 | 単位数 | 履修年度 |
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Information Ecology | 上野直樹 川村久美子 増井忠幸 岩村和夫 |
2単位 | 2年(2004年度)後期 |
出席 | 試験 |
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上野直樹:毎回行う授業内ミニレポートによる 川村久美子:プレゼンの人数確認による 増井忠幸:1回目が出席、2回目はレポート用紙を一人ずつ配布し、最終課題と兼ねる 岩村和夫:2回目、感想票の提出をこれに代えた |
行わない |
【感想】
4人の教授の視点から「情報エコロジー」について学ぶ講義である。以下、各教授の感想を述べる。
上野直樹
情報と職業、文化環境フィールドワーク、情報と教育と同様、上野先生である。夏場暑そうなのは当たり前なのだが、冬場になっても相変わらず暑そうである。
情報と教育をこの時間の前に受けているため(参照:2年後期時間割)2時間連続の授業になった。水曜の中日なのでなかなかテンションを維持するのが大変であった。
授業内容は彼の得意の情報エコロジー。ぶっちゃげた話をすると情報と職業、情報と教育と同じ内容である。何が違うというと講義内容と講義名が違う。
彼の理論の復習になったのでそれはそれでよかったのではないか。
出席は毎回行う授業内ミニレポートによる。授業の復習なので聞いていれば何も問題ない。なんとなく思い出すだけでも書ける内容であった。
それと、レポート課題が出た。
課題内容は
生活、学校、アルバイトなど仕事先での情報エコロジーのデザインを、文書、コンピュータ、ラベル、携帯電話を含む、モバイル機器などに焦点を当てて報告する。こうしたものに関して、よくデザインされている事例、あるいは問題ある事例を報告する。(図を多用すること)その際、こうした道具と他の道具、社会的ネットワーク、空間デザインとの関係についても記述する。(A4で3〜5枚)
であった。情報と職業のレポート課題とあまり大差ない。
川村久美子
1年前期の「心のメカニズム」担当の教授。印象は1年前と特に変わっていない。相変わらず声が突然裏返る。
講義内容はラトゥールの理論に基づいた情報エコロジー…だと思う。「だと思う」と書いたのは言っていることが理解できなかったからなのである。ハンドアウトを見ると彼の名前が書いてあるので間違いはなかろう。
どうして彼女の言っていることはここまで意味不明なのか…。最後の講義の時にグループでプレゼンをするので必死にハンドアウトを読んでやっと理解できた。難解なことを難解に話しても意味が無いと思うのだが…。
とりあえず現代はハイブリッド領域にモンスターがたくさんいるのである。多元的に物事を見ないといけないYO!ということが分かった。
最後に、レポートが出た。
課題内容は
Latourに対するあなたの意見を述べなさい(A4で1枚)
であった。遅れ提出は一切認めないなど、そこはかなり厳しい。提出日に胃カメラ飲んだ友人は診断書の提出を求められていた。(提出したらやっと受け取ってくれたらしい)
増井忠幸
マネジメント数学を担当する、環境情報学科所属の教授。
早稲田大学理工学部工業経営学科卒業後、大学院修士課程、博士課程修了。
1974年武蔵工業大学工学部経営工学科(現:システム情報工学科)助手、その後、講師、助教授、教授。
環境情報学部開設に関わり、1998年環境情報学部に移籍。
(増井研究室ホームページより引用、一部改変)
本当に面倒見のよい教授である。(詳細:情報編集入門の余談より)
質問に行っても嫌な顔ひとつせず、丁寧に教えてくれた。
さて、講義内容はロジスティクスシステムを例として、情報エコロジーについて講義してくれた。
ロジスティクスとは、
顧客の必要条件に適合させるべく、原材料、半製品、完成品ならびにその関連情報の、産出点から消費地点までのフローと保管を、効率的かつ費用対効果を最大ならしめるよう計画立案、実施、統制する過程のこと
物流において、情報はどのように用いられるのか、在庫管理において情報はどのように用いられるのか、今までのモデルと、現在のモデルを比較しながら分かりやすく講義してくれた。
非常に分かりやすく、2回で終わってしまうのが残念な内容であった。機会があれば環境情報学科の「環境ロジスティックス」を履修してみたいと思った。
2回目の講義の際、一枚ずつ紙が配布され、課題が出された。
課題内容は
ロジスティックスにおける高度情報技術の活用方法をあげ、
1.活用方法 2.期待される効果 3.活用の際の注意点または問題点
について述べなさい。
であった。
岩村和夫
環境情報学科の教授であり、株式会社岩村アトリエ代表取締役でもある。大きなソファーでパイプをふかしているようなイメージの先生である。
講義は2回行った。
内容であるが…1回目は前日の徹夜のため睡魔と格闘し力尽き、2回目は情報編集入門で増井教授にインタビューを行ったのでサボったため、ほとんど覚えていない。
湯布院の話をしていた記憶があるが…。モソモソ話すタイプの教授なのであまり印象に残っていない。
自分にとってせっかく新しい教授との出会いだったのでちゃんと聞けばよかったと後悔した。
上野直樹(最終講)
最後は上野先生でシメ。
今までと同様、情報エコロジーについて講義をした。扱ったネタが「ウェブの情報エコロジー」だったので多少新鮮であったと思う。
最後に授業を聞いていれば確実に書ける試験を行った。
【試験】
行わない。評価は各先生の提出物などによる。