情報と経済

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Information and the Economy 西嶋周二 2単位 2年(2004年度)後期
出席 試験
前半は手渡しする出席カードによる
後半は自筆で学番と名前を書く
行わない


【感想】

よくカフェでかまって欲しそうに学生の隣に座る先生である。当然ながら嫌そうな顔をされるわけであるが。

新潟大学経済学部及び大学院博士課程現代社会文化研究科教授を経て、1997年4月より現職。ケンブリッジ大学のMAを取得している。

授業にペットボトルを持ってきて、ことある毎に一口飲む。

私の想像していた大学教授像そのままの人である。授業も自分の趣味以外の何物でもない。講義名も「西嶋の小言」に変更すればよいのではないかと思う。

自分がブー麻雀してる最中にヤクザにからまれたが知り合いのヤクザに助けられたとか、どこぞやの国の危ない地域で飲んでケンカしたとかそんな話がよくアタマに残っている。


昨年度(2003年度)の履修者は7人。今年度(2004年度)は50人くらい。環境情報学科の履修者や、3年生の履修者が非常に多い。後者は正直真面目とは言えない人が多数。明らかに単位稼ぎであろう。
どうでもいいが環境情報学科の留学生が授業中うるさい。


授業内容は…ひどい。情報の経済的価値とか色々話してくれてはいたが正直覚えていない。寝てる以外の記憶が何も無い。体系だった話は何も無く、(あったとしても理解不能)マイクを使っているのかいないのか分からないくらい意味不明。
ちなみに、マイクがだんだん下がって最終的には机に置く。

裏(むしろ表か…)授業のインタラクティビティデザインを履修したくなかったのでこちらを履修したのだが…どっちもどっちだっただろう。試験がないだけこっちの方がラクかもね、程度。

今度一切彼の授業は履修しないと心に決めた。


【試験】

行わない。評価は出席およびレポートによる。
レポート内容は

1.情報が、経済、軍事、政治に大きな影響を与えたエピソードを3つ取り上げ説明せよ。授業中取り上げた例以外でもよい。
2.裁定取引と投機の類似性と相違について述べよ。供給需要曲線を用いて説明せよ。
3.情報の非対称性とは何か。2つ例を挙げて説明せよ。これが経済学をどう変えたかについて論じよ。
4.インターネットを中心とする情報革新が経済学および経済に与えた影響について論じよ。
5.情報産業の発展はなぜ可能であったのか。重要な3つの要因を経済学的に論ぜよ。

であった。

授業を聞いていれば問題ないと彼は言っていたがほとんど聞いてなかった。結局、東京大学公共政策大学院に進学した友人に、シラバスを基にやってもらった。多分カンペキなレポートなのであろう。