文化環境フィールドワーク
英文科目名 | 担当 | 単位数 | 履修年度 |
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Fieldwork on Cultural Environment | 上野直樹 | 2単位 | 2年(2004年度)前期 |
出席 | 試験 |
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アシスタントの出席チェックによる | 行わない |
【感想】
担当は情報と職業と同じ、上野先生。グループワークルームは涼しいのに相変わらず暑そうであった。冬場もこの調子なのか、ふと疑問に思う。
講義内容は、「情報環境を調べ、それを発表せよ」である。情報と職業の箇所でも書いたが、その授業の発展版といったところか。こちらの方がより実践的な内容であることは確かである。
調べ・分析するだけならば、グループワークであることを除いて基本は同じ。違うところは「どう発表するか」である。そのための手法を授業内で教えてくれる。
例えば、映像をどう使うか、イラストレーターをどう使うかなど。もちろん、ソフトの使い方もそうであるがどのような場合に使うと効果的か、ということを教えてくれる。将来、人前でプレゼンをするときに使えそうな話が多かったので有意義であった。ちなみに、イラストレーターの使い方は小池先生(小池研ブログへのリンク)が教えてくれた。
他にも、特定非営利活動法人「I Loveつづき」のメンバーを呼び、彼女らがどのように調べ、発表しているのかを特別講義してもらった。このNPO(特定非営利活動法人)は上野先生をはじめ、いろんな教授が手助けをしているようだ。
学生に負けないくらい(むしろ圧倒的に「街をよくしよう」というエネルギーは勝っている)さまざまな活動を行っている。(自称)地元密着型大学としてはこのような活動は大歓迎なのであろう。
彼女らは、警察に交通事故資料をもらい、それを自分らで分析し、イラストレーターなどを駆使して、どこの場所が一番事故が多いのか、何故多いのかをボードに示していた。まさしくこの授業の真骨頂。上野先生が特別講義を頼んだ理由がよくわかった。
進め方は基本は「勝手にやれ」である。ただし、調べるのにつまったりした際、相談すれば的確なアドバイスをもらえる。言い方は悪いが、上野先生を利用すれば良い発表が行えることは間違いない。
全体として、自分のバイト先を楽しく研究できたのでそれだけでも大満足だった。他のメンバーに単位取らせてあげることもできたしね。
【試験】
行わない。
評価は出席・中間発表・最終発表・グループリーダーによる班員の自主評価の総合による。
最終発表は最終授業に行うのが理想であったが出来たのは自分らを含め2班。あとは試験終了後、7月30日に行ったようである。用事があって他の班の発表を見られなかったのが残念であった。
【追記】
2005年度からイラストレーターで最終課題を提出させる形式になった。イラレを教えてくれるのは小池研の院生である。彼は来年度(2007年度)は卒業しているので、上野研の院生が2年は見ることになるのではないか。