教育の方法と技術A

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Design of Educational Environment A 小池星多 2単位 2年(2004年度)前期
出席 試験
毎回、一枚ずつ配布する出席カードによる
遅刻者は別の色のカードを配布する
行わない


【感想】

担当教授は小池星多先生。情報デザインを専門とする教授である。髪を切ったときは核問題に揺れる某国の指導者のようであった。

千葉大学工学部工業意匠学科(現:デザイン工学科)卒業
千葉大学自然科学研究科後期博士課程修了
多摩美術大学美術学部二部 助手
東京家政学院大学人文学部工芸文科学科専任講師
2002年より現職

彼は博士論文を上野直樹教授(情報と職業文化環境フィールドワーク情報と教育担当)に指導してもらったらしく、まったく頭が上がらないそうだ。

どうでもいいが彼は私の出身高校の先輩である。そのおかげでスグに名前を覚えてもらった。

英文科目名がおもしろい。直訳すると「教育環境のデザイン」である。上野先生や小池先生が好きそうな科目名である。

授業内容は前半がイラストレーターを使って、インフォメーショングラフィックスをつくり、後半がレゴ・マインドストームを用いてロボットを動かす、というものであった。
インフォメーショングラフィックスは個人作業、レゴはグループ作業。
レゴは「知らない人と作業をやることを学べ」という教授のありがたい配慮から勝手に班員が割り振られる。ここでやる気のない人と当たるとメチャメチャ苦労することになる。

個人的には教授の趣味でこの授業をやっているのではないかと思うのだが…。教育の方法と技術…というよりは「小池ゼミへの登竜門」とでもした方が正解だと思う。

それはさておき。とにかく授業外で行う作業が多い。Adobe Illustratorなんてソフトは普通もっていないし、レゴ作業は班員とでなければ絶対にできない。
YFA(Yokohama Festival Associationの略。Mi-tech横浜祭を動かしている委員会)は
前期特に忙しいため、ほとんどこの作業ができずにヒィコラ言っていた。

感想としては…期待はずれの感が強かった。しかし、今のうちに小池ゼミのやっている内容が分かっただけでもよかったのではないか。入ってしまってから後悔しても遅いわけだし。

ただ、インフォメーショングラフィックスはなかなかおもしろかった。見るだけならなんともおもわないが、作成するとなると本当に大変なのがよく分かった。


【試験】

行わない。
評価は出席、インフォメーショングラフィックス、レゴの作成レポートの3つによる。

「インフォメーショングラフィックス、レゴレポート両方出さないと評価付けられない」といっていたわりに、片方提出していない人に「良」がついていた。わけがわからない評価の仕方である。


【追記】

片方しか提出してなくても全部出席していた人が単位をもらっている。両方提出しても出席数が少ないと「不可」になる。