情報と職業

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Information and Workplaces 上野直樹 2単位 2年(2004年度)前期
出席 試験
毎回行う授業内課題による 最後の授業を利用して行う


【感想】

担当教授は上野直樹。いつもタオルを持ち歩き、大きな体を揺らしながら歩く。私の夢は彼のおなかをタプタプすることである。(スラムダンク参照)

講義内容は、例えば現在の職場には様々な情報が埋め込まれており、それを「情報システム」という視点から分析をする、というものであった。

ただし、この講義は職業という視点だけでなく、他にも色々な「ネタ」を扱った。

講義の進め方は60分講義、30分が講義内容を踏まえて課題を解く。課題は主に自分の身の回りの情報環境を挙げ、説明せよ、というものであった。ちなみに、提出したものの中から優秀作品は次の講義の中で紹介される。

この講義、文化環境フィールドワークと内容がほぼ同じである。どちらかというと、この講義が「座学」であるのに対し、文化環境フィールドワークが実際にその実践、というものであった。両方の講義を履修すればさらに「情報エコロジー」という概念が学べるのではないか、と思う。

しかし、扱っている内容はおもしろいのだが彼の声質が眠気を誘う。所詮、座学は座学で限界がある。実際に何かやっていたほうがおもしろいことは間違いない。


以下余談。
この教授のMacのデスクトップはものすごい。100個くらいの(大げさではないと思う)ファイルがところ狭しとおいてあるのである。彼の中ではどこに何がおいてあるのか分かるのだろうが、他人が見ても全くわからない。

これも彼なりの情報エコロジーなのだろうか。(んなわきゃない)

どうでもいいがこの講義内ではじめて情報メディア学科の英名を知った。
英名は
Department of Information Ecology Studies
である。


【試験】

最終講義を利用して行う。持ち込みは全て可。試験問題は資料を配布され、それについて講義を踏まえながら分析せよ、だったと記憶している。

難しいのではあるが意外とまわりは単位を取れていたのでなんとかなると思う。

評価はこの試験とレポート課題による。
課題は

身近な(アルバイト先、地域、大学などの)情報環境を図を交えてできるだけ具体的に紹介してください。また、その情報環境がどのような性質のものかを議論し、問題点、あるいは優れた点を書いてください。

であり、授業内で扱った課題とまるで同じ内容である。要するに、今まで提出したものを清書して来い、ということである。