情報とエレクトロニクス

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Electronics for Information Systems 高田達雄 2単位 1年(2003年度)前期
出席 試験
ほぼ毎回提出するQuizによる 試験期間中に行う


【感想】

学部長御自ら教鞭を振るう授業。

環境情報学と同様に

I hear and soon I forget. (教室で聞いたことはすぐに忘れる)
I see and I remember. (見たことは覚えている)
I do and then I understand. (自分で体験したことは、理解でき説明できる)

の3つのことばを基本にして授業を展開する。つまり、最前列の生徒を被験者にしたりするのである。

内容は、現在の身近なものはどういった科学技術によって成り立っているか、という講義である。例えば、電子レンジ、CDプレーヤー、携帯電話など。
暗記ではなく、理解させるためにかなり工夫を凝らした授業なので、好きな授業の一つである。その工夫の例として、電界はどっち方向にまわっているか、ということが印象に残っている。

課題は授業の内容を踏まえたQuizと呼ばれるプリント。授業さえ聞いていれば提出に関しては問題無い内容である。


【試験】

あらかじめ9問設問が出され、その中から6問出題される。試験ではその6問から4問を選び、図示+その解説であった。

私はサッパリ分からないので理系の友人にやってもらったのをとにかく暗記した。が、万が一忘れても講義内で実際に試したりしているので容易に思い出せる。こういう講義こそ理想であると思う。

余談だが筆者の誕生日がこの試験の前日(7月24日)であった。周りがみんな必死でそれどころじゃなかったらしく、もらったのはアメ一つであった。


【追記】

テストが完璧であっても平常のQuizを提出していないと「不可」になるらしい。いかに普段の勉強を彼が重視しているか、それがよくわかる結果である。