就活のバカヤロー

書店で即買いした一冊。

就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)


学生の立場から、
大学の立場から、
企業の立場から、
就職情報会社の立場から、
「就職(=採活)」について語った本である。


2年生採用担当としては、全てに「うんうん」と頷きながら一瞬で読ませてもらった。


「自己分析をすべし」と言われて「リーダーシップを発揮した学生」になってしまった学生、
お客様である学生に強く出られない大学、
"いい学生"が欲しいが故に就職情報会社の高額商品を買わざるを得ない企業、
そして本書で語られている「マッチポンプ式」のビジネスをしている就職情報会社の矛盾(本書ではその就職情報会社も被害者、と書いています)…


就職活動・採用活動とは一体何なんでしょう?


仕事に正解は無い、言い換えればそこのフィールドに乗るための就職活動に正解は無い。

でも、「内定(=採用)」という正解を求めて4者は就活(=採活)をしていく…


私にとっては、「採用活動」をどう位置づけていくかのいいスタートになった。
とりあえず、某氏が語っていた「学生の良き
相談相手として(採用)活動してもらいたい」を反芻してみようと思う。