いまだったらこうやる就職活動2

今日から冬休み。でも採用担当は裏で色々動いています。リクナビメンテナンスとかコンテンツづくりとか…


さて、「告知した合同説明会の歩き方」について書くと宣言していたのでこれについて…(すっかり忘れてました)


まず合同説明会とは何ぞや?というところから。


合同説明会とは、一番根っこにある目的は
・企業にとって、学生にある程度まとめて一次接触ができる機会
・学生にとって、企業にある程度まとめて人事担当と接触できる機会
だといえます。

もう何かのお祭り状態になっていますが(アイドルが来てたり…)本来の目的はこれでしょう。


もう少し詳細な説明を…合同説明会は大きく分けて3つに絞れると思います。
1.大規模合同説明会
2.小規模合同説明会
3.セグメント別合同説明会


■1.大規模合同説明会
RナビLiveやMナビ就職EXPOなどがこれに当たります。とにかく多くの業種・企業が参画し、多くの学生が参加するもの。

企業側メリットとしては自社セミナーに単独で呼び込めない学生に大量に接触できること。
企業側デメリットとしては本来ターゲットではない学生が来てしまい、効率が落ちること。また、不人気業界・知名度の無い企業ブースにはほとんど学生が来ないこと。


学生側メリットとしては全く違う業界・業種に一気に出会えること。
学生側デメリットとしては選択肢が広すぎてワケが分からず一日過ごしてしまう可能性があること。


ちなみに双方のデメリットについては主催側が工夫して軽減するようにはなっていると思います。企業を回るたびにチケットを配布し、学生の訪問を全体にいきわたるようにするなど…


余談ですが、「就活のバカヤロー」でばっさりと切られている合同説明会はこれに当たります。「大企業は格安で参加、中小企業は正価で参加させられる…」と。


■2.小規模合同説明会
世の中に無限にあるように錯覚する、ミニRナビ・ミニMナビのような企業が主催する説明会。参加企業も参加学生も少数。

少数がゆえに、お互い密に接触できる機会は多い。興味のある企業(企業にとっては学生セグメント)が来るのであれば参加する意義はあると思われます。


■3.セグメント別合同説明会
大学別、地域別、文理別、性別別、専攻別、業界別などで区切られる合同説明会。

志望業界などが決まっているのであれば一番効率的だと思います。(企業にとっても、始めからその業界志望の学生が来るので費用対効果は高いと思われます)

体感的には日経ナビが「専攻別」では強い印象があります。機械・電気系向け合同説明会、土木・建築系向け合同説明会など…


感覚的にですが、大学別説明会が一番学歴を有効利用できる説明会だと思います。参加資格が「上位大学のみ」でそこに参加する企業は「上位大学を採りに来ている」わけですから。

個人的には学歴で仕事をするわけではないので意味の無いセグメントだと思いますが、これらを持っているのであれば、使えるモノは使った方がいいでしょう。(ちなみに残念ながらムサコーは入りません。東京都市大学はもっと入りません…「理系」というセグメントを捨てたのは学生の就職活動にとっては痛手だと思うんですけどねぇ。)


だんだん取り留めの無い文章になってきましたのでここらでおしまい。これからも駄文を垂れ流します。