経営計画
英文科目名 | 担当 | 単位数 | 履修年度 |
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Business Planning | 沼田潤 | 2単位 | 3年(2005年度)前期 |
出席 | 試験 |
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ゲーム中:毎回提出する決算用紙による ゲーム以外:紙に名前を書く。ただし、代返はできない。 |
行わない |
【感想】
環境情報学(の一部)担当の先生。他にもマネジメント入門、商品企画論、ベンチャービジネス論とおもしろい講義を受け持っているが、まだ履修していない。(2005年度前期現在)
慶應義塾大学理工学部電気工学科卒業、米国イリノイ州立大学大学院修士留学。ソニー株式会社入社後、中央研究所、半導体事業部・設計部、エレクトロニック・フォトグラフィー事業部、情報システム本部、ソニーシステムデザイン株式会社(現・ソニーグローバルソリューションズ株式会社)
と渡り歩き、現在に至る。
講義は1回ガイダンス&ミニテスト、2回講義、8回マネジメントゲーム、1回総評、1回講義、1回を試験だった(と思う)
月曜日の1時限ということで(参照:3年前期時間割)履修削除者が非常に多い。というか、情報メディア学科の人間はサインだけもらい、2回目以降来ない人が多かった。
アシスタントにも迷惑がかかるし、マネジメントゲームでペアを組む人にも迷惑がかかるので1時限にこられないならばこういった輩は初めから履修するべきではない。
内容としては、経営計画をマネジメントゲームを用いて学ぶ。実際にマネジメントゲームを行う前にミニテストを行った。初回講義で学んだことをその場で試験をし、ある程度振り分けるのである。
もちろん、ここで成績不良であっても補講を受ければ受講は可能である。
マネジメントゲームは非常におもしろい。ペアでどのような戦略で会社経営を行うか考え、実行する。ただし、思い通りには行かない。競りで一番安い値段が落札されることを見越した駆け引き、リスクカードによる突然の出費などに対応しなければならない。
だが、ここまではゲームなので楽しいのではあるが、授業後が大変である。決算用紙を埋め、提出しなければならないのである。これの計算方法が分からないと、アシスタントの人に迷惑をかけることになる。
というかかなり迷惑をかけた。
総評として、経営計画がどのようなものか、概要は理解できたと思う。ただし、かなり時間が詰まっているので、本来の講義の目的を達成したかは疑問が残る。
いくつ売る、という具体的な数字を出す際の計算が分からず、そのままゲームに突入してしまったこともあった。
もう少し余裕を持って、履修者を少なめにしてゲームをすればよいのではないかと思った。
最後に、鵜飼さん(沼田先生のパートナー)の名言。
経営は気合5割、運3割、実力2割ですよ
【試験】
行わない。
評価は
・出席
・ゲーム後毎回提出する決算用紙×2
・初回ミニテスト
・最後の授業を利用した試験
・マネジメントゲームの売上高
による。
最後の試験は
・経営計画の目的
・損益分岐点の個数を計算(あらかじめ固定費などは提示されている)
・PDSAに基づいた改善(?。あんまり覚えてない)
などが出た。持ち込み可なので比較的解き易い。
とはいえこの数日前から私生活でワタワタしており睡眠不足で、大学に入って初めて1時限を遅刻し(目が覚めたのが9:30)、90分の試験を30分で解いた。いや、むしろほとんど解けずに提出した。
うーん、情けない…。「可」の評価にも納得といったところ。
後日談、アシスタントの人に「多分、全部出席だったから単位出たんだよ」と言われた。よっぽどひどい点数だったに違いない。