発達心理学Ⅱ
英文科目名 | 担当 | 単位数 | 履修年度 |
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Developmental PsychologyⅡ | 高山緑 | 2単位 | 1年(2003年度)後期 |
出席 | 試験 |
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冬期休暇中の課題提出のみ | 試験期間中に行う |
【感想】
発達心理学Ⅰに引き続き、ヒトの発達について学んでいく授業である。Ⅰでは胎児〜青年期までを学んだが、この講義では青年期〜ヒトの死までを扱った。
例を挙げると、恋愛・結婚・仕事・子育て・生涯学習・加齢・死である。
ひきこもり・フリーターの急増など、現代社会における青年期の諸問題の箇所は非常におもしろく聞かせていただいたし、特にヒトの死、という普段直面しない問題についての講義(というよりはビデオ学習)は今後、自分の人生を捉えるのに役に立ったと私は思う。
発達心理学Ⅰに負けず劣らず素晴らしい内容・展開の仕方の講義であり、1年後期の講義の中でベスト3にはいることは相違ない。教職に限らず、素晴らしい授業なので是非モグって聞くべきであると思う。
余談だが、恋愛・結婚の講義の時は女の子の目が輝いていた。こっちは聞いてて恥ずかしくなるような内容だってのに…。
うーん、若いですなぁ(´-ω-`)
【試験】
試験期間中に行った。持ち込みは一切不可。自分の記憶・理解力が頼りである。
問題は
・女性のライフスタイルは大正時代と比べて現代、どう変わったか。その原因を示しながら説明しなさい
・現代の青年に関する事象(ひきこもり、脱・モラトリアム人間、フリーターの急増など)について、いくつかの理論を踏まえながら説明しなさい
・キューブラロスの研究による死にゆくプロセスについて説明しなさい
・高齢期のライフスタイルについて説明しなさい
・恋愛と異性選択のメカニズムについて、いくつかの理論を踏まえながら説明しなさい
・高齢期の知的発達について説明しなさい
・エリクソンの理論に基づいて、人の生涯発達について説明しなさい
であった。
問は2問、1つ目の問題は説明、2つ目の問題はいくつかの問題から解きやすいものから2つ選ぶものであった。前述の問題は記憶にあるもの全てなので、いくつかは解かないでも問題ないことになる。