Basic Writing Skills

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Basic Writing Skills ブレンダ・ブッシェル 1単位 1年(2003年度)後期
出席 試験
授業冒頭に一人一人顔を確認しながら行う 最後の授業を利用した読解テスト


【感想】

前期に引き続き、アッパークラスの必修英語授業。

担当教授もブレンダ・ブッシェル。詳細はBasic Reading Skillsの箇所で。個人的な話だが、彼女が聖心女子大学で教えてた時に同僚だったマーシャ・クラワカーという英語の教師がいるのだが、その人が自分の父親とクラスメートだったらしく、父が私が武蔵工に通っていることを言うとブレンダの名前をすぐに出したらしい。
マーシャ曰く、「ブレンダは日本で一番の英語教師である」そうだ。

BWSからは教室を変更し、LL1教室で行うようになった。理由は簡単、ワードで英文を書き、それをメールで提出するからである。

今回のBWSの目的は「パラグラフライティング」である。つまり、長い文章を書く中の一つの段落であるパラグラフを書く練習である。
では、どのように学習するかというと、

1.まずハンドアウトを配り、それを元にパラグラフの書き方を習う
2.それをみながらブレンダが説明をする。(当然英語で)
3.自分たちでそれを元に書く。(たいていここは宿題である)
4.書いてきたものについて、友人とブレンダの準備したワークシートをもとに添削しあう。
5.添削し終わったら、それをブレンダにメールで送信し、ブレンダの添削を待つ。

宿題は上に書いたものの他に、メール交換、というものがある。この交換相手は基本的には環境情報学科のアッパークラス生徒である。人数が足りなかったりするとM1の人はM5、M5の人はM1の人と交換する。(ちなみに、勝手に割り当てられる)
書いた内容をCCでブレンダに同時送信することによってカウントをする。これはパートナーが最悪だとひどいときは1行だけ、「はうあーゆー?」のみということもあるそうだ。
私のパートナーは毎回それなりに書いてくれたし、こっちも送ると反応してくれたので非常にやりやすく、結局12回くらい交換した。

この授業、BRSと同様、全て英語で講義を行うため、宿題がわからないという事態が発生する。毎回授業後、きちんと聞き取れる人のまわりは「今日の宿題何?」という質問文が飛び交う。
しかし、この宿題がまたやっかいであり、30分程度で終わるようなアマいものではない。私は一番かかったとき、2時間近く辞書&画面とにらめっこしていた。

と、これだけ面倒くさい宿題を多数の生徒はするはずもなく、結局授業中にめんどうくさがりながらやるという状況になる。となると4.のお互いの添削はできなくなる。

これも真面目にしたいのであればちゃんとパートナーは選んだ方がいい。私のパートナーは結局一回も真面目にやったことがなかった…。

それにしても、これだけすばらしい授業をしてくれているのに何故周りはちゃんとしないのか不思議である。ネイティブに英語で教えてもらい、添削してもらう機会はほとんどないので生かすべきではないかと思う。

もし、日本語で授業を受けたいのであれば下のクラスにうつるのも可能だと思うし、ワケがわからないまま授業を聞き続けるのはもったいないのでその状況は打破すべきだと思う。

個人的にはBRSと同様、生の英語を聞けるいい機会だと捉えていたし、パラグラフライティングの基本的なルールは学べたと思うし、なによりブレンダのことをかなり利用できた(語弊はあるが)と思うので満足した授業であった。


【試験】

最後の授業を利用し、今まで習ってきた書き方に基づいてパラグラフを書く。時間は90分。辞書、ハンドアウト、インターネット全て使用可。お題は「HOME TOWN」であったので書きやすい題材であった。