生態学

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Ecology 小堀洋美 2単位 1年(2003年度)前期
出席 試験
毎回授業で出される感想表(ビデオ要約)による 試験期間中に行う


【感想】

小堀先生という川口元外相に雰囲気が似ている教授が担当である。一卵性双生児らしい。英語に非常に堪能である。夏に行われるオーストラリアの植林プログラムを手がけている。

授業は生態系の話が主である。なぜ種が絶滅するとよくないか、絶滅原因は何かなどの話をしてくれた。

途中でオーストラリア人の人が先生が通訳をしてくれるという形で特別講義を行った。この試みは非常に新鮮だった。

パワーポイントを用いて授業をするのだが、自分のペースで話を進めるため、生徒のノートを取る都合をほとんど考えない。
もし取り忘れた時のために授業後、研究室の前にプリントアウトしたそれを掲示し、コピーして使うという方式を取るのだが、持って行ったきり戻ってこなかったりしてほとんどのケースで掲示されていない。
先生は著作権の問題からネットにアップすることはできないとおっしゃられるのだが、パスワードをかけたりして授業後に手軽に見られる環境を作って欲しい。

なお、この人は私語についてうるさい。厳しい、ではなくうるさいのである。
一度目をつけるとその生徒をどんどん当てたり、服装を述べて特定し、教室の中でさらしあげる。
教科書を買っていない生徒に対しても同様の措置を取る。これも当たり前といえば当たり前である。
話したいなら先生の言うとおり代返を頼んで学生ホールで話せばよい。趣味が悪いと思うかもしれないが、さらしあげられた学生の反応を見るのが楽しみである。

それと、6月中旬に課題が出された。「身近な環境を五感で学ぶ」がコンセプトである。各々自分のテーマに沿ってデジカメや携帯のカメラを使ったりして写真を撮りに行ったりしていた。実地をさせることによって環境問題の意識を高めようという狙いがあると思われる。決して教授の趣味ではない。


【試験】

試験期間中におこなわれた。

熱帯雨林の機能だとか、いくつか用語が出されて(キーストーン種、エッジ効果、純生産量、ニッチェ、生息地外の施設保全etc...)それの説明だとか、生物多様性減少の原因を6つ挙げる

だとかそういった問題であった。私が作成した過去問の模範解答が出回っていた。


【追記】
過去問が出回りすぎたせいか、問題や授業内容が一昨年あたりから(2004年度)微妙に変わったらしい。