統計分析

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Statistical Analysis 広田すみれ 2単位 1年(2003年度)後期
出席 試験
授業後配布する出席調査カードによる 試験期間中に行う


【感想】
担当教授は広田すみれ先生。詳細はリスクコミュニケーションの箇所で。


統計分析、というよりは「統計学入門」という言い方のほうがしっくりくる講義。統計とは何か、何に使うのか、その具体的手法は何か、を説明してくれた。

今回、統計分析は2人の教授が担当したらしく、もう一人の担当(環境情報学部の小林良邦先生)は具体的に計算をするのが主であったらしく、広田先生の方がどちらかというと文系的な内容であったらしい。(これで私は救われた)

さて、講義自体は個人的には好きであった。どんなものなのか、ということが学べたと思うし、ゆえに今後自分で必要になったら勉強する素地をつくってくれたからである。

あとは私語の多さだけなんとかしてくれればよかったと思う。(最後に一度だけキレてたが)

なお、出席は調査カードを用いるので代返し放題である。私は毎回2人、多いときには7人くらい代返していた。


【試験】

試験期間中に行う。自筆ノート、ハンドアウト、電卓が持ち込み可。

問題は

問1がノートを見れば100%解ける問題。(穴埋め)
問2が表があり、計算して穴を埋める問題、そしてその表から読み取れる事象を解答する問題、
問3が回帰直線から読み取れる事象を解答する問題、
問4は平均点、総合得点、標準偏差が設定されており、80点と取った学生がそれらを手がかりに自分の順位を算出すると何位か?という問題(標準正規分布を用いる場合最も近い値をとり、順位は四捨五入する)、
問5は電球の寿命が公称で正しいか、両側検定で検討せよ、という問題であった。

一度過去問(広田先生、小林先生両方とも)を解き、やりかたをアタマに叩き込んでいけば問題ない。というか過去問と数字が変わっているだけだったので非常に楽に解答できた。
やはり先輩とのネットワークは必要である。


【追記】

2004年度の問5は過去問とまるで同じ問題がでたようだ。他にもほぼ同じ問題が多数。傾向を知るだけでもこれを勉強することは重要である。


【追記2】

2005年度以降、問題が大幅に変更された。というのも、過去問を試験に持ち込んだ学生がいて、それが見つかったからである。あまりおおっぴらに持ち込むのもどうかと思うので、持ち込み可であってもバレないように持ち込むべきである。