アルゴリズム入門

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Algorithms 大谷紀子 2単位 1年(2003年度)後期
出席 試験
計7回行った授業内課題による 試験期間中に行う


【感想】

担当教授は数学入門、情報数学も担当している大谷先生。私は両方履修していないのでこれが始めての授業であった。

着ている洋服がかわいいので「チャーミー」と呼ばれる。(一部の学生のみから)よって「大谷研究室」は「チャミ研」である。

人工知能の研究が専門である。

出席は授業内に出される課題による。代返はほぼ不可能に近い。なんせ彼女は全部に目を通し、同じ字体のものは排除しているからである。分からなくてもとりあえず自分で名前を書いたほうが評価は下がらないで済むのではないか。

さて、授業はアルゴリズムの初歩を学ぶものである。アルゴリズムとは、

〔アラビアの数学者アル=フワリズミの名にちなむ〕
(1)もとは算用数字を用いた筆算のこと。
(2)計算や問題を解決するための手順、方式。特にコンピューターのプログラムに適用可能な手続きをいうことが多い。

三省堂提供「大辞林第二版」より。
というものである。ここでは(2)のことをさす。それ以上説明しようがない。

扱う内容は配列からある数を探す方法、その方法をさらに改良したアルゴリズムの紹介などである。基本的にパワーポイントを使うのでノートを取るのが重労働である。

とにかく復習に時間をかけないと全く理解できないで終わることは間違いない。私は試験前、大谷先生の研究室に行きまくって質問しまくった。

それにしてもあのテストのデキはひどかった。終電を犠牲にしてくれた大谷先生に申し訳ない…。評価は「可」であったのだが絶対にお情けもあるだろう。実際、テスト前の理解度も考慮した、と言っていたし。もう一度勉強しなおさなければならない科目であると思った。
ごめんね、チャーミーm(__)m


【試験】

試験期間中に行う。問題は

・あらかじめ書かれているアルゴリズムの穴埋め
アルゴリズムがいくつかに別れているのでそれの並べ替え
・このフローチャートは何を表示しているか?

という問題であった。学生証をどこかに置き忘れていたので最初ゼェハァ言いながら受けた。(後で学務課にしっかり届けられていた)


【追記】

2004年度から大谷先生の執筆した教科書が出来たので、自学自習しやすい環境になった。
大谷紀子、志村正道共著:アルゴリズム入門, コロナ社, (2004)
彼女も、自身のホームページアルゴリズムの動きを示したスライドを載せているし、2003年度より格段に勉強しやすくなったことは間違いない。