教育社会学

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Sociology of Education 中村和夫 2単位 1年(2003年度)前期
出席 試験
毎回、一人ずつ配布する出席調査カードによる 試験期間中に行う


【感想】

担当は非常勤の中村先生。当初、中村俊輔のような髪型であった。先輩からの情報によると、国会に呼ばれるくらいすごい人らしい。
ググるヴィゴツキー研究で本を出していた。

授業はハンドアウトを元に行われる。板書は皆無に等しい。

内容は社会学の立場から教育問題を論じるものである。同時に、社会学とはどういうものかということについても「自殺論 / エミール・デュルケーム」を元に話してくれる。

私の中では相当おもしろい授業である。元々社会学について興味はあったので本を読んだりしていたのだが、独学は不可能であるということで諦めていたところだったという状況が手伝ったのかもしれない。

これもモグってでも聞く価値はあると思われる。(何度も言いますがモグりは犯罪です)

ただし!ハンドアウトを元に教壇で先生が黙々と話すというスタイルゆえ、集中力を一瞬でも緩めると即睡魔に襲われる。いつもかなりの睡眠者がいる。私も時間割の都合上(体育の後)、疲れ果てている時にこの授業があるのでかなり眠い。コーヒーを横に置いて授業を受けるのが無難である。


【試験】

試験期間中に行う。持ち込みはハンドアウト、手書きノートのみ可。

試験問題は二つに分かれる。あらかじめ宿題として出されたものをそのまま提出する(または書き写す)ものとその場で解く問題である。前者は「中学校で性教育を3回行うことになった。そのカリキュラムを作成しなさい」である。後者は普通の試験と同様であった。

問題は

授業で取り上げた理論を元にいじめ問題やいじめ自殺についてアプローチをしなさい

という問題があったと記憶している。

持ち込みが可能といってもハンドアウトは難解であるため、あまり意味をなさない。授業をただ聞くだけではなく、ちゃんと理解してそれを復習しないと回答できない。いい勉強になったと思う。ホントに。

それにしても何で「優」がついたんだろう…。不思議である。